らんちゅうの飼育に慣れてきた人は、らんちゅうの卵を孵化させて稚魚から飼育してみましょう。稚魚から育てたらんちゅうなら、可愛さもひとしおだろう。
親らんちゅうが産卵したら、まずは卵を別の池に移しておきましょう。
交配が終わった後の池の水は、予想以上に汚れている。
そのままの状態で孵化してしまうと、稚魚が死んでしまう場合もあるので、産卵後3日くらいしたら産卵巣ごと他の池に移動しよう。
孵化した稚魚は、お腹の部分に栄養の入った袋を抱えているので、2?3日は餌を食べない。お腹が小さくなって少しずつ動き出すようになったら餌を与え始めます。
餌は人工の餌と生餌とあり、どちらでも良いのだが、人工餌は消化不良になりやすいので、人工餌と生餌を併用させた方が良いであろう。
稚魚に良く使われる餌として、「ブラインシュリンプ」がある。
ブラインシュリンプは粉末や冷凍された状態でも売られているが、稚魚にとって一番良い与え方は、生きたまま与える方法である。
通常、乾燥卵が缶詰された状態で売られている。
らんちゅうの卵が孵化したら、ブラインシュリンプの卵も孵化させておきましょう。
実際に与える時は、量に気をつけてくださいね。
成長したらんちゅうでも同じだが、一度に与える量は5分程度で食べきる量にしておく。稚魚のうちは、できるだけ与える回数を多くしてやりましょう。
できれば24時間、朝夜関係なく常に餌を食べられる状態にしておいてやるのがベストである。なかなか大変だが、稚魚のうちは人間の赤ん坊と同じく、常に見守って、手間隙かけてやることが大切なのである。
続きを読む
らんちゅうの飼育に慣れてきたら、元気なオスとメスを交配させて卵を産ませ、稚魚から育ててみましょう。卵から育てたらんちゅうなら、可愛さも特別だろう。
らんちゅう同士が自然に交配して孵化した稚魚も可愛いだが、自分で選んだオスとメスで交配させるのも楽しいものだ。
そのようにしたい時は、らんちゅうが自然に交配してしまう前に、オスとメスを別々の池に分けておく必要がある。水温が12度を超えたら早めに分けておきましょう。
産卵専用の池も用意しておかなければいけませんね。
お水はカルキ抜きした新水を使い、中にはメスが産卵しやすい産卵巣を入れておく。産卵巣には色々なものが使われるが、良く使われているものは「シュロ」と呼ばれる皮である。シュロ皮を水草のように束にして使う。もちろん自然の水草でも良いのだが、自然のものは動きやすいので安定が悪く、卵の付きが良くない場合があるので、初めて産卵させる人は人工の産卵巣を使った方が良いであろう。
メスのお腹が柔らかくなり、膨らんできたら産卵間近である。
用意した産卵池にオスとメスを入れましょう。
1:1で入れても良いだが、失敗したくない場合は1:2、もしくは2:3の割合で、オスを多めに入れておきましょう。
餌は、少なめにしておく。
特にオスに通常通りに餌を与えてしまうと、メス追いの動きが少なくなってしまうので気をつけてくださいね。
交配は通常朝からお昼頃に行われる。
午後からの産卵は、ほとんどが無精卵である。
交配するかな、という日は、朝から水槽の様子を頻繁に観察しておきましょう。
産卵された卵をそのまま放置しておくと、親らんちゅうが食べてしまうといったこともありますよ。卵にとっても不運な事ですし、食べた親らんちゅうも体調を崩すことがある。しっかり見守っていてあげましょう。
続きを読む
金魚の王様とも呼ばれているらんちゅうは、日本に多くのファンを持ち、愛好家の間では毎年品評会も行われている。
これほどまでに愛されているらんちゅうの魅力とは何なのであろう。
らんちゅうの魅力を一言で言い表そうとするととても難しいのだが、優雅で気品漂う姿がやはり人気の1つであろう。一匹一匹模様が違い、形も少しずつ違うところも魅力的ですね。
らんちゅうは横からではなく、上からの姿を見て鑑賞するものだが、光の当たり方によって赤色が黄金色に変化することもあり、何ともいえない美しさがある。
容姿はとても品があるものだが、泳ぎは決して得意だとはいえない。
愛嬌のある可愛らしい泳ぎ方と品のある姿とのギャップもまた人気の1つだと言えるのであろう。
ですが鑑賞だけなら他の美しい熱帯魚と同じでは?と思う人もいるのではないか。熱帯魚の魅力にはないらんちゅうの魅力として、育てていく楽しさという点もあげられる。
たとえ同じらんちゅうでも、育て方が違えば姿形、性格は違ったものに成長する。
自分が愛情かけて育てたらんちゅうは自分だけのものとなり、より愛着がわく金魚となるのである。
毎年日本で行われているらんちゅうの品評会では、愛情をたくさん注がれて育ったらんちゅうが集まり、その姿、泳ぎ方を披露している。
そこで入賞した時の飼い主の感動は格別でしょうし、入賞しなくてもらんちゅうを通して人と人とのコミュニケーションの輪を広げることもできる。
らんちゅうの魅力はそうした感動を味わうことができる、奥深いところにもあるのである。らんちゅうを飼育するなら、是非品評会にも参加して、らんちゅうを通して自分の世界を広げてみてくださいね。
続きを読む
らんちゅうを飼育している人にとって、らんちゅうの病気は心配の種だろう。
らんちゅうがかかる病気にはいくつかの種類があるが、中でもらんちゅうがかかりやすい病気に「えら病」がある。
初めの症状としては、まず動きが鈍くなり、餌を食べようとして口に入れるのだが、すぐに吐き出してしまうといった症状がある。
この段階で病気を発見できれば、夏なら1日で治すことができますよ。
えら病が進み中期になると、片方のえらだけをパクパクさせるようになる。
水面に近い場所でぼんやりしていることが多くなり、白点病など、他の病気を併発している場合もある。
末期になると、両えらが開いた状態となり、餌を食べたがる気配もなくなる。
底にしずんでじっとしていたり、水面でふわふわ浮いていたりする状態になる。
ここまで病気が進行すると、初心者では治療が不可能と言えるであろう。
えら病が起こる原因は色々だが、水温の変化によることが多く考えられる。
昼と夜の気温差が激しい5月?6月にかけて、また9月や10月もえら病の発生率が高い時期である。夏や冬はほとんど心配のいらない病気である。
品評会や愛好会の研究会の為にらんちゅうを長時間移動させることも原因となる場合がある。やはり環境が変わることはらんちゅうにとって大きなストレスですし、品評会などで多くのらんちゅうと関わることで、病原菌をもらってきてしまう場合もありますよ。
えら病だけに限ったことではありませんが、病気は早期発見、早期治療が大切である。
常にらんちゅうの状態を見守り、小さな変化も見逃さないように心がけておきましょう。
続きを読む
らんちゅうを飼育していると、らんちゅうを池から出して他の場所に移動させたい時ってありますよね。
らんちゅうを移動させるのは、何度やっても慣れなくて・・・と感じている人は多いかと思うが、具体的にはどのような注意点があるのであろう。
まず、池の中で泳いでいるらんちゅうを手元に寄せる必要がありますね。
最初は網を使いましょう。
網を使う場合は、静かに迅速に行うことがポイントである。(これが一番難しいのですが・・)
なるべくらんちゅうを追い回すことのないよう、らんちゅうの動きに合わせるようにする。らんちゅうに無理な動きをさせるとウロコが剥れてしまったり、尾の形に影響したりすることがあるので、くれぐれも注意してくださいね。
らんちゅうを網で手元に寄せたら、いよいよらんちゅうを移動させます。
らんちゅうになるべく刺激を与えないためには、周りの水ごと洗面器などですくって移動させてやるのが一番の方法である。
ですがらんちゅうだけ移動させたい場合、素手を使ってすくい上げる。
この場合、手の温度に気をつける必要がありますよ。
らんちゅうは温度変化に弱い生き物である。
手に触れるのは短い時間なので大丈夫なのでは?と思いがちだが、やはりらんちゅうにとってはたとえ短時間であっても大きな問題となってしまう。
らんちゅうを手ですくう場合は、先に手を水につけておき、水温差をなるべく少なくしてから行うようにしよう。
爪も切っておきましょうね。思いがけず、らんちゅうの体に傷をつけてしまっては大変である。
らんちゅうを素手で触ることの危険性を十分に把握した上で行うことが大切である。
続きを読む
らんちゅうは金魚の王様とも呼ばれ、その優雅な容姿、愛嬌のある泳ぎ方は多くの人に愛されていて、愛好家の間ではらんちゅうの研究会や品評会なども行われている。
そんな愛好家の間で使われているものに「タタキ池」がある。
タタキ池とはらんちゅうを上手に飼育するための大きな池で、コンクリートで作られている。
ですがタタキ池は一度作ったら動かすことができず、作る為には大掛かりな工事が必要になることが欠点である。
そんな欠点をカバーするため、最近ではタタキ池の代わりに「プラ舟」というものが多く使われている。
舟?と不思議に思う人もいるかもしれませんね。
プラ舟とはもちろん舟というわけではなく、プラスティック製の池のことで、形は正方形や長方形など、色々なものがある。
移動することができるので手軽で良いだが、欠点として一日の温度差が大きいという点がある。
発砲スチロールで周りを覆ったり、プラ舟を少し土に埋めたりするなどの対策をとると良いであろう。
急に池が必要になった時、タタキ池やプラ船を用意するのは少々大変ですね。
そんな時は、子供用プールを代用すると良いですよ。
何より設置が簡単ですし、値段も手ごろですね。
空気を入れて膨らませるタイプのプールには、保温効果もある。
耐久性に欠けるので、ずっと子供用プールで・・というわけにはいきませんが、臨時的に使うには最適なものだ。是非試してみてくださいね。
続きを読む
どんなに愛情こめてらんちゅうを飼育していても、大切ならんちゅうが病気になってしまうことは少なくない。
らんちゅうに多い病気といえば「えら病」なのだが、その他にも様々な病気がありますよ。
最近増えているのが「松かさ病」という病気である。
ウロコが松かさのように斜めに立って、体の中から膨れたような感じになる。
エロモナス菌によるものだと考えられているが、はっきりした原因はまだ解明されていないのが現状である。
感染力は弱い病気なのだが、一度かかってしまうと慢性化し、完治させることは難しい病気である。
薬を使うとしたら「パラザンD」や「エルバージュ」だが、大きな効果は期待できないであろう。
予防法として、水質管理をしっかりしてやることがある。
「白点病」もらんちゅうに多い病気である。
水温の変動が激しい時期におこりやすく、春や秋に多い病気である。
体の一部分に白ゴマのような白点が見つかると、すぐに体全体に広がっていく。
症状が進むと皮膚が血走りただれてく。早い段階で発見して塩水などで治療すれば完治できる病気ですので、毎日注意深く観察してやることが大切である。
水温や水質管理の不手際によって起こる病気なので、発生しやすい時期は特に管理に注意しよう。らんちゅうに良いとされる青水を使って飼育してやると、病気予防ができますよ。水質が変わる水換え時は、水温を少し高めにして設定して病気を予防してやりましょう。
続きを読む
らんちゅうを上手に飼育する為に、気をつけておくポイントはいくつかあるが、餌の与え方にもいくつかの注意点がある。
一度に与える餌の量に気をつける他に、餌を与える時間も大切である。
水温が低い時間に餌を与えると、消化不良で体調を崩してしまう恐れがある。
水温の変化は季節によって違うので、その時期に応じた餌の与え方をしよう。
春と秋は、午前7時半くらいから午後3時くらいの間に与えましょう。
夏は水温が上がりやすいので、午前6時くらいから与えても大丈夫である。午後は4時くらいまでが良いであろう。
ただし、品評会に参加することを考えている場合、夏場は餌を与える時間を長くした方が良いであろう。照明を使い、午後8時くらいまではらんちゅうの動きを活発にしておき、餌は午後6時くらいまで与える。そうすれば、秋には通常より2、3cmは大きく成長してくれるはずである。
冬場は水温が低いので、餌は控えめにする。与えなくても良いだが、与える場合はお昼頃までにしておきましょう。
餌を与える時は、これらの時間帯を守ることが大切なのだが、天候に応じて変えていく事も大切ですよ。
春や秋は、特に気温が不安定になりがちですね。また、夏は昼間暑くても、夕方に突然雨が降り出す場合がある。
いつもより寒いなと感じたり、雨が降り出しそうに感じたりした時は、いつもより水温が低くなっている場合が多いので、餌の量は控えめにする必要がある。
気温の変化をあらかじめ予想して、餌の量を自分で調節していくことが大切なのである。
天気が悪くなりそうに感じたら、晴れて暖かい間に餌を十分に与えておきましょう。
続きを読む
らんちゅうを飼育した事はあるけど何故かすぐに死んでしまう、他の金魚よりも体質が弱いのかしら?と思っている人はいませんか?
らんちゅうのように高級な金魚ほど長生きしないのでは、などと感じている人は決して少なくないのではないか。
だが、それは大きな間違いである。
らんちゅうは決して体質の弱い金魚ではありませんよ。
らんちゅうを購入してすぐに死んでしまった場合、そのほとんどはもともと病気を持っていた事が原因によるものだ。
お店で泳いでいた時は元気でも、同じ水槽の金魚が病気をしていて既に菌をもらってしまっている場合もある。
病気を持っている金魚は、購入して約1週間でほとんどの場合、死んでしまう。
このような悲しいことにならないためにも、らんちゅうを購入する時は信用できるお店であるかどうか、しっかり確認しておく必要がある。
お店で売られている金魚達をしっかりチェックしよう。
皆元気に泳いでいますか?全体的に痩せていませんか?
明らかに病気であろうと思われる金魚が何匹かいませんか?
金魚の体の色は輝いていますか?
お店の管理方法も、できる限りチェックしておきましょうね。
水槽の水温を常にヒーターで管理していたり、薬を使っていることが多かったりするお店は要注意である。
また、お客さんが自由に金魚をすくえるようにしているお店も信用できない。
金魚を大切に、愛情こめて飼育していると思われるお店を選びましょう。
続きを読む
らんちゅうを飼育するには、まずはらんちゅうを飼育する入れ物を用意しなければいけませんね。
金魚を飼育するといえば、一般的に知られているのはホームセンターでよく見かける水槽だろう。
だが、らんちゅうを上手に飼うには水槽は不向きである。
水槽でも良いらんちゅうは、産まれてから1、2年たった2才魚や親魚である。
産まれて1年以内の若いらんちゅうを飼育するのなら市販の水槽では水面積が狭く、良い環境とは言えない。絶対にダメというわけではありませんが、頭と体のバランスが悪くなったり、らんちゅうにストレスが溜まって病気になりやすくなったりしてしまう。
健康で良いらんちゅうを育てたいなら、「タタキ池」を使ってみましょう。
昔かららんちゅうには「タタキ池」が良いと言われ、多くの愛好家の間で使われている。
タタキ池とは屋外で使用するコンクリート製の池のことで、大きさは「1.8m×1.8m×25cm」、「1.6m×1.6m×25cm」の正方形が一般的である。
深さは25cm?30cmくらいで底に排水栓があるものなら水換え作業がスムーズにできる。また、「魚溜まり」というくぼみがあるものにすると水底に魚を集めて水換えがしやすかったり、汚れを取りやすくしたりする働きがあり便利ですよ。
魚がいない時も、タタキの中には水を入れておきましょう。
空のままで放置しておくと、コンクリートにヒビが入ってしまう。
コンクリートで作るのは大変、という人は、強化プラスティックであるFRPという素材で池を作りましょう。
FRPはプラスティックといえど、水圧などで変形しにくい素材である。
保温効果も期待できる素材なので、コンクリート素材に劣ることなく使うことができますよ。
続きを読む
お店などで購入したらんちゅうを飼育するのも楽しいだが、気に入ったらんちゅう同士を交配させて稚魚から飼育するのもまた楽しいものだ。
良いらんちゅうを産んでもらう為には、親の選別が大切だが、最初はどのらんちゅう同士を組み合わせたらよいのか難しいだろう。
経験によってだんだん分かってくるものなので、はっきりとした判断は難しいのだが、選別のポイントになる点はいくつか覚えておきましょう。
らんちゅうの体型は、メス親の遺伝が強いと言われている。
メス親は背骨がしっかりして太身のらんちゅうを選びましょう。
体が傷ついていたり、変形していたりする場合でも、遺伝的なものでなければ問題ありませんよ。
また、メス親は3才以上のらんちゅうを選びましょう。2才魚は絶対に良くない、というわけではありませんが、3才魚の方が比較的大きい卵を産むためである。卵が大きいということは、産まれてくる稚魚も大きいというわけで、稚魚の育てやすさを考えると3才魚にしておいた方が無難だと思う。
オス魚は、尾の形が良いものを選びましょう。
体型はメスの遺伝が強いだが、尾はオスの遺伝が強いと言われている。
親骨がしっかりしていて横に伸びているものが良いであろう。
オスはメスの場合と違い、2才魚でも良いとされていますよ。
3才魚と比較すると精子の数は減ってしまいるが、2才魚の方がメス追いが良い傾向にある。
健康で泳ぎ方が上手く、頭の良いオス親を選びましょう。
続きを読む
これから夏に向けて涼しげな金魚を飼育してみようかしら・・・、と思っている人は多いのではないか。金魚には色々な種類があるが、その中でも人気のある種類に「らんちゅう」がある。
美しい姿や愛嬌のある泳ぎ方が人気の金魚だが、らんちゅうの中でも模様や形は様々である。選ぶ時には迷ってしまいるだろう。
基本的に、自分が気に入るものであれば良いのだが、一般的に良いとされるらんちゅうはどんならんちゅうなのであろう。
何といっても健康的ならんちゅうが良いだろう。
水槽の中で、気持ちよく泳いでいるかどうか、チェックしよう。
餌をあげた時に知らん顔をしているようならんちゅうはあまり良いとは言えない。
泳ぎ方もしっかり見ておきましょう。
上から見ると分かりやすいですよ。全体的に見て、体が真っ直ぐになっているか、尾の振り方は左右均等か、頭を振りすぎていないか、泳ぎ方が不自然でないかチェックしよう。
元気そうならんちゅうを選んだら、容姿チェックですね。
これは自分の好みのものを選べば良いかと思うが、品評会などで高く評価されるような、一般的に良いとされるポイントはいくつかある。
らんちゅうは背びれがないのが特徴だが、背なり(背中の線)が美しいものが良いらんちゅうとされている。横姿からチェックしよう。
たるみがなく、尾の付け根まで滑らかになっているであろうか。
一緒に尾の角度もチェックしておきましょう。横から見た時に立ちすぎているものは良くない。
尾の形も大切なポイントである。こちらは上からチェックしよう。桜尾や三つ尾などあるが、最近の人気は4つの切れ込みがある四つ尾だそうである。
泳いでいる時に尾が花びらのようにフワフワしている姿は何とも美しいだろう。
品評会では大事なチェック項目になる。優雅で気品のあるらんちゅうを選んでみてくださいね。
続きを読む
らんちゅうを飼育していると、池や水槽に青苔が付くようになりますよね。
ついつい取ってしまいたくなりますが、青苔は青水と同じように、らんちゅうの体にとってとても良いものなのである。取り除かず、そのままにしておくのが基本ですよ。
青苔は動物性プランクトンの良い生育の場となる。そのため青苔を食べることで多くのプランクトンも食べることができる。
また、青苔を食べるためにらんちゅうは動き回ることになりますよね。らんちゅうの動きを自然に活発にする役割も果たしているというわけなのである。
その他、らんちゅうの体の色を濃くする働きもありますよ。
池や水槽の側面、底に青苔がびっしり生えることで、らんちゅうの生活環境を黒っぽくし、保護色の効果で体の色を濃く変化させるのである。
ですが青苔が繁殖しすぎると、苔が厚くなって、間に汚れが溜まりやすくなってしまう。水換えをしてもすぐに汚れた状態になってしまう場合があるので、1年に数回は掃除して青苔を取り除いてやりましょう。ただし、全て取り除くことは禁物ですよ。
青苔を取り除く時は、水を抜いて金属ブラシなどでゴシゴシ洗う。
ブラシだけでは取り除くことができない時は、塩素系漂白剤を使うと効果的に落とすことができますよ。
塩素系漂白剤を部分的に投与し、ブラシでゴシゴシこする。
青苔が取れたら、十分に水洗いを行いましょう。
その後、水を少し入れたらカルキ抜きを入れる。カルキ抜きには漂白剤の毒性を中和させる働きがあるのである。通常の5倍?10倍程度は入れておきましょう。
再びブラシで壁や底面を磨き、水を抜く。これで一通りの作業は終了である。
もう一度水を入れ、カルキ抜きをしたららんちゅうを戻してやって大丈夫ですよ。
この時に使う漂白剤は塩素系に限ること、また十分に換気を行って作業してくださいね。
続きを読む
これから夏に向けて、らんちゅうを飼育してみようと考えている人は多いかと思うが、らんちゅうの模様や色目は様々である。
自分の好みのものを選べば良いだが、やはり、水槽や池でぱっと目を引く赤色が美しいらんちゅうが人気のようである。
頭から尾の先まで全て赤色のらんちゅうの色目のことを「猩々(しょうじょう)」、猩々のらんちゅうの尾の先だけが白いものを「素赤(すあか)」と呼ぶ。
種親としては人気があるが、らんちゅう自身を鑑賞するなら、ちょっと物足りない感じがするかもしれませんね。
やはり人気がある色目は「更紗(さらさ)」と呼ばれる色目である。
素赤のらんちゅうの頭や胴の一部分が白い色をしているものだ。
全体的に見て、赤が多いものは「赤勝ち更紗」、白が多いものは「白勝ち更紗」と呼ばれている。尾びれや胸びれに赤が入っていないものは華やかさに欠けてしまいますので、全てのひれに赤が入っているかチェックしておきましょう。
この他にも、全身が白色の「白(はく)」、白の色目から体の一部にあずき大くらいの赤色が出ている「小豆更紗(あずきさらさ)」など、らんちゅうの色目には多くの種類がありますよ。赤色は濃い色で、白色は透明感のある美しい色であるらんちゅうが人気である。
また、見た目の美しさは、色目だけではなくウロコの並び方も大きく影響している。
並び方に乱れがなく均一に並んでいて、小さめのウロコが人気である。
ウロコの光り方で乱れはすぐに分かる。上から見た様子もチェックしておきましょうね。
続きを読む
らんちゅう飼育に慣れてくると、らんちゅうを交配させて稚魚から飼育してみたいと思うようになりますよね。
らんちゅうが産卵するのは水温が20度以上になる春になってからだが、上手に産卵させる為には、秋から冬にかけて準備しておくことがポイントである。
らんちゅうが春になって良い産卵ができるよう、冬の間に体調をしっかり整えておいてやりましょう。
病気をさせないように水質管理を徹底し、肥満魚にさせないことも大切ですよ。
肥満になってしまうと、オスは精力が減退し、メスはお腹が膨らんで卵が詰まってしまうという危険も出てく。
水温に気をつけて刺激のない環境で育てることも大切なのだが、過保護にすることなく、餌の与えすぎに注意し、適度な運動をさせることも大切なのである。
通常らんちゅうが冬眠から目覚めるのは、3月下旬頃である。
らんちゅうを交配させるのは、その1ヵ月後の4月下旬頃が良いであろう。
品評会を目指して大きく成長させたいから、もう少し早く交配させたい・・・と考える人もいるかもしれないが、らんちゅう飼育初心者の場合、交配を早めることは避けた方が良いであろう。
まだ水温が安定していない早い時期に目覚めさせると、水温管理が難しいために水換えの時にらんちゅうが体調を崩すことになったり、うまく成長できなかったりといった問題が生じてく。
5月に入ってから産まれたらんちゅうでも、立派に品評会に参加できますので、らんちゅうの健康管理を第一に考えるようにしよう。
続きを読む
らんちゅうを自分なりに愛情こめて飼育していると、他のらんちゅうと比べてみたくなりますね。そんな風に感じ始めたら、らんちゅう愛好会への入会を考えてみてはいかがであろう。
らんちゅうを愛する人達で成り立っている愛好会は、全国に数多く存在する。
運営の仕方や入会金などは様々なので、自分に合った愛好会を探してみてください。
愛好会の中で行われている品評会や研究会を見学してみると、その愛好会の雰囲気を感じることができますよ。
愛好会の人達からは、らんちゅうの育て方、見方に対するアドバイスをもらうことができ、良い刺激を受けることができると思う。積極的に参加してみましょう。
愛好会に入会したら、自分のらんちゅうを品評会に参加させてみましょう。
品評会を目指す方法は、お店などで入手したらんちゅうを大きく育て、そのまま出場する方法か、親らんちゅうを育て、子供を産ませて稚魚から育てて出場する方法と2パターンに分かれる。
らんちゅう飼育初心者の場合は前者の方が良いですね。
品評会は秋頃に行われることが多いので、らんちゅうが成長しやすい夏場に大きくしておく必要がある。
だが、品評会に出すには、ただ大きいだけではいけませんよ。全体のバランスが大切なのである。
また、泳ぎ方や、ウロコの様子、模様なども大切なチェック項目になる。
品評会で良い成績が得られなかったとしても、がっかりすることはない。
参加することで、得られる知識はたくさんあるはずである。
これからのらんちゅうの飼育に活かして、より自分のらんちゅうに愛情を注いでくださいね。
愛情もってらんちゅうと接することが、品評会での好成績へとつながっていくのである。
続きを読む
らんちゅうをお家で飼育するために、らんちゅうの餌は欠かすことのできないものですね。
まず想像するのは、市販されている人工的に作られた餌ではないか。
らんちゅう専用の餌や、熱帯魚用の餌など、市販されている餌には色々なものがある。手軽に入手できて安いので与えやすい餌だが、水分が少なく消化に時間がかかるため、与えすぎには気をつけましょう。
人工餌を与える時は、生餌と組み合わせると良いですよ。
生餌とは、ミジンコや糸ミミズ、アカムシなどの餌のことである。
栄養価が高く消化も良いので、良いらんちゅうを育てるためには欠かすことのできない餌である。欠点として人工餌に比べると入手しにくく、値段も高くなるという点がある。
店頭で見つからない時は、通販を利用すると好みの生餌を手に入れることができるかもしれない。
糸ミミズはらんちゅうがある程度大きくなってから与えましょう。生餌の中では脂肪分を多く含んでいるので与えすぎないようにしましょうね。
人工餌や生餌とは別に、らんちゅうがサラダ感覚で好んで食べる餌は、浮き草や苔、アオコ、クロレラなどの植物餌である。
植物餌は食べすぎで太りすぎる、といった心配はなく、消化も良いのでおすすめの餌ですよ。たんぱく質は少ないだが、ミネラルやカロチノイドなど、らんちゅうの健康維持に大切な栄要素をたくさん含んでいる。
餌を与える時はなるべく午前中にしておきましょう。夕方になっても餌が残っている場合は与えすぎである。夜寝る前には必ず残っている餌をとっておきましょうね。
続きを読む
らんちゅうを上手に飼育するためには、水の管理が大切である。
水を常に良い状態に保つためには、定期的な水の入れ換えが必要である。
水換えはちょっと面倒・・・と思う人もいるかと思うが、らんちゅうの健康のためにも頑張って行いましょうね。
良い水換えを行うためには、気をつけなければいけない点がいくつかありますよ。
水換えは、いつ行っても良いというわけではない。
晴れた日の午前中がベストですよ。
雨の日に水換えを行って雨水が水槽に入ってしまうと、水温が変化してしまう場合がある。また、水換えをした後に水温が上がりにくいので、らんちゅうにとって良くない。
気温がだんだん下がっていく午後からの水換えも同じで、水温が上がりにくいので避けた方が良いですね。
だが、水が汚れていて早めの水換えが必要な時は、天気の良い日を待つ必要はありませんよ。
水換えに良い日を待っている間に、らんちゅうの体調が悪くなってしまっては大変である。少々天気が悪くても、水換えを行ってしまいましょう。
その場合はできるだけ午前中に、雨が入らないように注意しながら行いましょうね。
水換えには新水と呼ばれる新しいお水が必要になりますが、新水は、水換えをする2、3日前に汲み置きしておくのが理想である。
ですが実際には2、3日前から用意しておくのはなかなか難しいだろう。
カルキ抜きやエアレーションを使えば、前日の午前中に用意しておけば大丈夫である。
また、夏場は汲み置き期間が長くなると水換えする前に汚れてしまう場合があるので注意しよう。
続きを読む
らんちゅうを飼育している人にとって、餌を与える時間は楽しいひとときではないか。美味しそうに餌を食べているらんちゅうを見ると、とても幸せな気分になりますよね。
ですが間違った餌の与え方をすると、らんちゅうの健康を害することになってしまう。ポイントをおさえて正しく行いましょう。
一度に与える餌の量は、5分程度で食べられる量にしておきましょう。
食べる姿が可愛いからといって、与えすぎは良くありませんよ。
らんちゅうの胃は小さいため、一度にたくさんの餌をお腹に入れることはできない。食べ過ぎると消化不良が起こり、栄養も十分に吸収することができなくなる。
お腹にちょうど良いくらいの量にしておけば、らんちゅうは常に元気で餌を求めて動くようになりますよ。
旅行などで家を空けるけど、らんちゅうの餌はどうしよう・・・と心配に思う人もいるかもしれないが、家を空ける前に大量に餌を与えておく、なんてことはぜったいに禁物ですよ。
らんちゅうに限ったことではないだが、金魚はしばらく餌を食べなくても生きていくことができる。半年程食べなくても大丈夫なんですよ。
病気の時は餌を与えずにおいて、金魚の体を休めてあげるほどである。
1週間程度の絶食なら、かえって金魚の健康に良いと思っても良いであろう。
どうしても心配な人は、自動餌やり器というものもありますよ。
時間を設定しておけば、自動的に餌が出てくるものだ。利用してみても良いかもしれませんね。
続きを読む
らんちゅうはあらゆる水温に適応できる能力を持っている金魚で、零下1℃?38℃までの水温に適応できると言われている。
ですが急激な水温の変化には弱い性質がある。
らんちゅうの健康を害さないためにも、らんちゅうを飼育する時は水温の変化に気をつけるようにしよう。
基本的には自然のままの水温で良いかと思うが、1日の水温の変化は10度以内にしておく必要がある。
10度を超えている時は日除けをしたり、ヒーターを使用したりして対処しよう。
ヒーターで水温を上げてやれば冬でも成長を促すことができる。
また、繁殖の時期や孵化日数を調節することもできますし、らんちゅうが病気をした場合には水温を上げ、効果的に治療することができる。
ヒーターは水温調節が容易にでき、手軽で良いものだが、反面、いくつかの欠点もあるので注意が必要である。
まず、らんちゅうに四季を体感させることが出来なくなる。その結果、肥満ぎみになったり虚弱体質になったりする心配がある。
その他、水温が上がりすぎて水質が悪くなる原因となったり、水換えの時に新水との調節が難しくなったりする場合がある。また、屋外で使っている場合、雨や雪が降った時に漏電の心配もある。もちろん電気代もかかってくるという点も欠点と言えるのではないか。
ヒーターを使う時は急激な水温変化は避け、ヒーターの利点、欠点を良く理解した上で使うようにしよう。その時、その状況に応じた使い方をすることが大切ですね。
続きを読む